地に足ついてない系フォトグラファー      写真撮りに世界一周

30代 フォトグラファー夫婦 思い立って世界一周始めました。

逮捕覚悟、それでも私はやってない

 

 

どうだ。

これがサラエボだ!!!

 

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こんにちは。地に足ついてない系フォトグラファーブログのみえこです。

 

インスタもやってます。

 

https://instagram.com/kpg316/

 

 

20180630

 

 

例の問題児パッカーは特にその後、問題を起こすこともなく

バスはサラエボへと進みます。

 

 

問題児についてはこちら

kuraphoto.hatenablog.com

 

 

スイスみたいな山道を走り抜けると、急に広がる街の景色に思わずびっくり。

 

レンガ色の屋根の建物がひしめき合う。

まるで絵本の中みたい!!!

 

 

もともと、ボスニア については

正直、最近まで戦争をやっていた国というくらいの知識しかなくて

もっと、灰色っぽい街並みを勝手に想像していたけど

実際の風景を見てみてその綺麗さに驚く我ら。

 

こんな綺麗な場所で戦争をするなんて、人間ってバカだなと思うみえこ。

 

 

こんなに綺麗な国だとは思わなかった。

あたりまえだけど

実際に足を運ばないとわからないことが、世の中にはたくさんある。

 

 

 

ちなみに、このバスは途中から路線バスみたいになってて、

みんな途中好きなところで降りてもOKな模様。

 

 

そして

目的地のバスターミナルはダウンタウンを通過した郊外(空港付近)にあります。

バス経路でダウンタウンが一番近づくタイミングで

「降ろして!!」

とお願いし、途中下車してダウンタウンまで歩く…

という裏技もあるらしい。

 

 

ただ、我らはタイミングを逃し、どんどん離れていってしまい

結局、最終目的地のバスターミナルで下車。

 

 

バスターミナルから1キロほどの小さなショッピングモールのATMで

サラエボの通貨「兌換マルク」を入手。

 

バスでサラエボに来る場合は、多分ここが最寄りATMだと思うよ。

 

 

さぁ、宿に向かって出発だ。

 

 

今回の宿はダウンタウンのど真ん中にあるホステル。

入り口がかなりわかりにくいらしく、予約時に説明のメールが来た。

 

要約すると

 

宿の看板は出ていません。

古いシアターの隣にある階段を登って最初の扉だよ。

 

って書いてあったようだ(英語だから不安)

 

 

まぁ、今回もネットはないけど maps.me にちゃんとピンを落として

そこまでの行き方もバッチリ事前に調べているので大丈夫!!!

 

 

 

 

ゆうじの完璧な下調べの元

ローカルバスに乗るべく、降りたバスターミナルとは別の

トローリーバス乗り場まで向かいます。

 

 

バスの番号、金額、乗車方法全て完璧!!!!

 

 

しかも、バス停についたらまさにそのバスが出発するところだった。

 

急いで乗り込む。

 

 

もう色々完璧!!!!!

 

 

ちなみにサラエボのバスは、乗車時にお金を払います。

 

1人、1.8マルク(約120円)

モールでお金を崩していたのでお釣りなしでお支払い。

どこまで乗っても同じ値段のようです。

 

 

 

スマホの地図とにらめっこしながら10分ほどバスに乗り、目的地に近いバス停で降ります。

 

 

 

ゆうじの地図によると、ここから1.2キロぐらいらしい。

 

荷物を担いで歩きます。

 

周りには大きな団地みたいな建物もあって、

ダウンタウンの真ん中にしては

ちょっと寂しい感じ。

 

 

住宅街ぽいけどなー

 

 

と思いながらひたすらてくてく

もうちょっとだ!!

もうちょっとで着くぞ!!

 

 

近くに大きなスーパーを見つけて喜ぶ我ら。

 

 

しかし、肝心の宿が見つからない。

 

というか、宿の隣にあるはずのシアターが見つからない。

  

ちなみに地図の指し示す場所には、フェンスに囲まれた電波塔が立っていた。

 

シアター、これ? 笑

 

 

行ったり来たりを10分ほど。

 

誰かに道を聞こうにも人があまり歩いていない…

 

 

そこへ

 

 

住宅地の細い道を向かいから車が徐行して来た。

 

 

リーアム・ニーソンみたいな渋目の男性が車を止めて私たちに道を譲ってくれる。

 

 

次の瞬間

ゆうじが車の人に道を聞き始めたw

 

すれ違いざまの車に...

でもリーアムさん、わざわざ車を停め、しかも降りて来てくれて話を聞いてくれた。

 

 

宿の人からのメールを見せ、シアターの場所を聞く我ら。

 

彼は、サラエボの人だが詳しくないらしく知らないって。

 

 

でも、知ってる人に聞いてあげる

 

友達に電話をかけ始めた!!!

めっちゃ親切やん!!!!

 

 

そうこうしていると、

車を止めた真ん前の家のおじさんが家から出て来た

 

「なんだなんだ。何事だ。」

といった感じ。

おじさんは英語が喋れないので、リーアムが電話もしながら、おじさんに事情を説明。

 

 

その後、なぜかおじさんも見守る中、リーアムが衝撃の事実を伝える。

 

 

 

地図を指差しながら、

「シアターの場所わかったよ。でも、ここから10キロくらいあるよ。

 

 

 

と。

 

 

 

 

えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!????

なぜ、そんなことに…

 

 

 

「僕が送っていってあげたいけど時間がなくて…」

 

というリーアム。

どこまでいい人なんだ!!

 

「ううん!!全然大丈夫!!!ありがとう!!」

 

「タクシーで行かないと遠いよ」

 

「うん!!わかった!!大丈夫!!!」

 

タクシーに乗る気は皆無の我ら。

 

それがバレたのか、ニーアムが

「その荷物持って歩いては行けないよ!?」

と不安そう。

 

優しいなぁ…

 

 

すると、ずっと黙っていたおじさんがおもむろに

 

「あ、トラムトラム!!!!」

 

と叫ぶ。

 

 

どうやら、トラム乗り場はここから歩いて行ける距離らしい。

 

乗り場を片言の英語で一生懸命説明してくれるおじさん。

ありがとうおじさん!!!!

 

最後にリーアムが

「トラムに乗るときは荷物に気をつけなきゃいけないよ。スリがいるからね。」

とアドバイスしてくれた。

 

 

最後の最後までとっっっっっっても親切だった。涙が出そうだよ。

 

お礼を言ってトラムの駅まで歩く。

 

 

 

ちなみに宿まではバスで行く予定だったので

トラムの乗り方は全く調べていないけれど

 

 

トラムはね。

 

 

トルコでも乗ったからね。

 

 

多分大丈夫。

 

 

乗ればなんとかなるさ。

 

 

 

てくてく。

 

 

 

 

 

 

トラム乗り場に到着。

 

 

切符売り場を探すけど...

 

 

無いぞ。

 

 

改札もないし

電車に乗ってから買うタイプかな?

 

 

そうこうしていると電車がきた。

3両編成の電車。

 

 

もう乗ってしまおう。

 

 

真ん中の車両に乗る。

トラムの中は大混雑。

割とぎゅうぎゅうの車内。

 

その中にでっかいリュック背負って乗るもんだから、

体の向きを変えることもできないくらいきゅうきゅうキュウリ。

 

 

あ、忘れてた

切符は…

 

 

どこで買うのかな??

 

誰かが、お金を集めに来たらすぐ支払えるように小銭を握りしめスタンバイ。

 

 

一向に来る気配がないので

 

 

とりあえず、目の前にいたおじさんに聞いてみる。

 

「切符はどこで買うんですか???」

 

 

おじさん

 

あー…

 

 

という顔をして、ジェスチャーで最後尾の車両の方を指差す。

 

小さな券売機のようなものが一台。

 

途中から乗って来た人がそこで切符をガチャンとしてるのが見えた。

 

 

あれで買うのか!!!!

 

じゃぁ、早く買わないと切符のチェックに来られたら罰金取られちゃう!!!

払う気満々なのに!!!

 

 

 

しかし、身動きが取れないみえこ。

 

 

まだ、機械に近い位置にいるゆうじを代表で行かせることに。

 

ゆうじがお金を握りしめ人混みに消えて行った。

 

 

しばらくして泣きながら戻って来たゆうじ。

 

 

 

小さな声で

「みえこ。あれね、切符に刻印するだけの機械で、切符は乗る前にKIOSKで買うらしいよ。」

 

だって!!!!!!!!

 

お金を入れる場所がないので周りのお兄さんに聞いたら教えてくれたそうだ。

そして、切符を持ってないと言ったら失笑されたそうだ。

 

 

つまり

 

 

我々は今

 

 

無賃乗車

 

 

 

ということですか!????

 

 

 

降りなきゃ!!!

降りなきゃ!!!!!

降りなきゃ!!!!!!

 

 

慌てふためくも

乗った時点で無賃乗車らしい。

 

前向きに考えるなら

いつ降りても無賃乗車。

 

しかも、あと数駅で目的地。

どうせ捕まるなら目的地で捕まった方がいいかな。

(ってゆうじが言った)

 

 

結局

大の大人が2人揃って無賃乗車をし

ダウンタウンまで到着いたしました。

※ダメぜったい!!!

 

のちに、調べた情報によると

抜き打ちでチケットチェックの係員が乗って来るらしく

見つかると、罰金らしい。

 

観光客だろうがなんだろうが関係なく、

知らなかった、いま払います、なんて絶対通じない。

むしろ、観光客を狙って点検にくるらしいよ。

 

 

やっぱりあれですよ。

 

 

 

下調べ。

 

 

大事。

 

 

そんなこんなで無事、

ダウンタウン到着いたしました。

 

実際着いてみるとさっきの場所とは全然違って都会でした。

 

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なぜ、あんなことが起きたのかは謎のままですが

思い込みって怖いね。

 

 

 

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これが、探し求めたシアターの階段。

とても分かりづらい(笑)

 

あ、タイトルが大げさって?

ふふふ、これには色々あってね。

いつかお話しします。(ゆうじ談)

 

やってないっていうか

やってるからね。無賃乗車。

 

 

 

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